2022年1月〜2月の鳥便りをお届けします

 
*久し振りに鳥見に出掛けました・・・*

  コロナ禍でもう2年になるでしょうか?久し振りに神戸森林植物園へ鳥見に出かけました。
  メジロ、イソヒヨドリ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ♂♀、ルリビタキ♀、アトリ、ホオジロ、トラツグミ、モズなどに出会いました。
  先ずは久し振りのジョウビタキ♂です。

       
 
薬樹園を少し奥に進むとルリビタキ♀に出会いました。そこにツグミとトラツグミが仲良く一緒に居ました。
      
 
トラツグミは4年ぶりになります。突然目の前の小枝に飛び込んで来て、私もトラさんもビックリしたようです。
        

 *今年も新池にミコアイサがやって来ました・・・*
 年も明け1月に入り新池にカワセミを見に行きました。カワセミが居るのは以前から知っていましたが、いつでも見れると
 思っていたので、ミコアイサの観察がてらにいつもの場所を覗いてみました。カワセミ♀です。
 ミコアイサは♂4羽と♀1羽が今年も新池にやって来ていました。
 
     

       

  


  2021年4月からコロナ禍の11月までの鳥便りをお届けします

  *市街地のマンションにも色んな鳥たちが・・・*
  11月に入り早くも冬の到来を知らせるかのように、マンション庭のサルスベリにジョウビタキがやって来ました
  鳥見をする事も殆ど少なくなり、庭にやって来たちょっと変わった蝶を撮りました。ヒョウモンチョウです。

      
  最近、市街地でもイソヒヨドリが営巣しているとのニュースをよく耳にします。この西宮の市街地にも今年巣立った
  イソヒヨドリの幼鳥がちょくちょく訪れて来てくれました。夕暮れでしたが、幼鳥なのでまだ人の認識もないのでベランダから撮れました。

      
  何処から篭脱けしてきたのでしょうか、お隣のベランダの手すりにセキセイインコが迷い込んで来ました。
  愛くるしい姿でこちらをじっと覗き込んでいるようでした。

      

  *コロナ禍の合間に外出自粛から抜け出して、加西フラワーセンターや淡路花さじきへ出かけた*
  以前、コスモスの時や冬場にも行きましたが、9月のサルビアが見頃とのことで「淡路花さじき」へ行ってきました。
  サルビアは遠くで見れば、赤・青・白のジュータンのように綺麗ですが、間地かで見ると物哀しい花のようです。  

      
  そんな中で、花々と共にナミアゲハ蝶を追いかけて撮りました。
      

  加西フラワーセンターに行った時には、ヤマツツジや桜、アネモネの花々の鑑賞の合間にトビを頭上に見つけ撮りました。
      

  

  3月の鳥便りをお届けします

  *マンションの庭に常連以外のお客様が・・・*
  マンションの庭にウグイスがやって来ました。直ぐ後を追ってツグミもやって来ました。
      

  *広田山公園は常連さんがいつも楽しませてくれます*
  コバノミツバツツジの満開が近づきはじめました。その横でまだつぼみの合間にエナガの群れが顔をのぞかせてくれました。
      
  エナガは混群でカラ類を呼び寄せてくれます。案の定シジュウカラ、ヤマガラを連れてきてくれました。
      
  公園の頂上付近の広場には、常連のシロハラとツグミが仲良く居て間近でも人にもう慣れたのか?逃げませんでした。
      
  もう帰り支度をしなければならないだろうに、いつものルリビタキが人懐っこく現われてくれました。
  満開が近づき始めた桜の蜜を求めてメジロの群れが忙しそうに飛び回っていました。

      

  

  年も明け2月の鳥便りをお届けします

  *広田山公園に冬鳥の到来を観に行きました*
  コロナ感染の2回目の緊急事態宣言が発出され、またも外出自粛生活の疲弊を癒しに広田山公園の様子を見に行きました。
  いつも迎えてくれるのは、シジュウカラやヤマガラ達にメジロくらいです。それでもほっとさせてくれます。

      
  2月の始め、ルリビタキに出会うことが出来ました。この山では初めての出会いです。まだ飛来してきて間もないのでしょう、
  人慣れしていないのか行く手を先々に逃げまどっていました。

      
  それでも2回目の出会いになると、危険じゃないと感じてくれたのか非常に近くまで来て愛想を振りまいてくれました。
      
  メスも居るだろうと探していると、離れたところに現われてくれましたが、直ぐに林の中に姿を消しました。
  また出てきてくれるだろうと暫らく待っていると、今度は良い枝に止まってくれて愛くるしい表情を見せてくれました。

      
  今年も常連のシロハラが直ぐ近くに現われました。モズも居ました、イカルの鳴き声も聴けましたが見つかりませんでした。
  

  *マンションの庭にレンジャクが来ました*
  2月10日、朝起きて何やら騒がしい感じにベランダから外を見るとレンジャクの群れが電線に止まっていました。
  恐らく群れの最後の一群でしょうか11羽いました。階下の庭を見るとそれまでは黒々と実を沢山付けていたのに
  無残にも一粒残らず食べ尽くされていました。

      
  惜しくも採餌するレンジャクは撮れませんでしたが、ジョウビタキ♀と実の無くなった木を惜しむかのように寂し気なメジロが撮れました。
      

  

  11月下旬〜12月の鳥便りをお届けします

  *今年も早いもので水鳥の季節がやってきました*
  今年も近くのニテコ池や新池に冬の到来を告げるカモ達がやって来ました。
  今年はこれ等の池では珍しくミコアイサが7羽見られました。♂4羽に♀3羽と、近場のバーダーにとっては大喜びです。
  しかしながら、♂たちは比較的若鳥で、残念ながら?パンダガモに変わるのはもう少し先のようです。

      
  ♀たちも少し若いようですが、はっきりとその美しさが見えました。
      
  もっとも多いのはキンクロハジロで、次いでオナガガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモの順で、カルガモは比較的少なかった。
  今回は、キンクロハジロ、オナガガモをアップします。

      

      
  その他、今年のカイツブリの家族たち(6羽いました)やオオバン、バンもいましたので紹介します。
      

      

  

  5月下旬〜6月の鳥便りをお届けします

  *夏は閑古鳥なのか*
  広田の山もGWを過ぎるとめっきり鳥の声も聞こえなくなりました。
  センダイムシクイが来ないかなぁ〜で通いましたが、空振りの連続でした。
  そんな中、小さな池にモリアオガエルの卵を見つけました。その横の暗い茂みにヤマガラをやっと見つけました。

       
  この広田の森は虫が多いのでしょうか、スズメが青虫を捕らえて上手に採餌していました。
  そんな折でも見かけるのはシジュウカラくらいで、すぐ近くでツツピン、ツツピンと泣き叫んでいました。

       
  帰り道端の傍らの低い木にコゲラが飛び込んで来て、盛んに虫を探し始めました。よほどお腹が空いていたのでしょうか
  近寄っても夢中で逃げませんでした。  寄り道をして新池に足を延ばしてみるとゴイサギが子育ての最中でした。

       
  またある日、帰り際公園の入り口にある朝鮮松にエナガの群れと遭遇し、遠くの枝に今年生まれたコゲラの幼鳥を見つけました。
       

     

  GW中の鳥便りをお届けします

 *小さな広田の森に色んな鳥たちにビックリ(@_@)*

   散策を続け始めて、いつも通りアオバトを観察している時に少し遠くの枝にキビタキが止まってくれました。
   今季初見の綺麗なキビタキです。手持ちのカメラなので精一杯の距離です。残念ながら仕方ないなぁ〜

   
   4月の下旬、シロハラもイカルも北へ帰ってしまったのだろうか、全く姿を見せなくなりました。
   それでもやっと残っていたツグミが遠くの木に止まって鳴いていました。

   
   GWに入って間もなく、こんな森では見れないと思っていたアカハラ4羽に出会いました。縄張り争いのバトルを見たり、今までの観察でも
   お目にかかったことがありません・・・感動でした。夕方近くなので感度を上げても非常に撮りづらかった。
   またまた感激したのが、クロツグミを見つけたことです。遠くて暗くて、しかも犬の散歩が来てしまい一瞬で飛び去ってしまいました。

       

       

   キビタキのさえずりがあちらこちらで聞こえ、4〜5羽くらい入ってきているようです。何とか綺麗なキビタキをもう一度とチャレンジしましたが
   なかなか思ったように撮れません。手持ちカメラはオートフォーカスなので、どうしても小枝にピントが取られてしまいます。

       

   とうとう最後に残った1羽のようです。間近に居たのですが逆光でとても撮るのに苦労しました。
       

   GWも終わりの日、なんとマミジロに遭遇しました。マミジロに出会うのは3度目です。しかも、もう数年も出会っていません。
   感激!感激!です。その翌日にはもう抜けたみたいです。なんと良いタイミングだったことなんでしょう!

       

   

  4月の鳥便り続編をお届けします

  *カメラを持参しない日ほど珍しい野鳥に巡り会えます*
  自宅に閉じ籠りから解放感を求めてきまった時間帯には広田山公園を散策するようにしています。気分転換です。
   この日はカメラを持たず、双眼鏡だけで散策していましたが、そんな日に限って珍しくサンショウクイに出会いました。(≧▽≦)
   気を取り直して、翌日はカメラをしっかりと持って散策をし、アオバトを再び見に出かけました。定刻通り居てくれました。

       
  少し暗かったですが、コゲラも近くの木に現われてくれました。このコゲラ君は忙しく動き回って追うのが大変でした。
       

  *広田山公園にはいろんな野鳥が来ます*
  もう人慣れしたのでしょうか、まだ北へ帰らずにいつものシロハラ君が迎えてくれました。
       
  散策を続けているうちに気が付いたことで、公園には沢山のドングリの実があり、何時も決まった時間にアオバトが採餌に来るのに
   気づきました。人通りを見据えて居なくなると下へ降りてきてねぐらへ帰る前の食事に一生懸命でした。
   近くでアオバトを見るのは久し振りです。

       
  すぐ近くの枝にオオルリが飛び込んで来ました。今季初見のオオルリです。非常にきれいな♂の成長でコバルトブルーがとても綺麗でした。
   振り返ってくれなかったので後ろ姿しか見せてくれませんでした。

       
  この日は北へ帰り支度のイカルが飛び交っていましたが、なかなか見やすい所に止まってくれません。新芽を盛んに採餌しているのですが
   やっとのことで撮れたのはこの程度でした。

       
  また同じ木に一瞬止まってくれた野鳥を何げなく撮ったのを後で見たらシメが写っていました。
   

  

  4月の鳥便りをお届けします

 
*家近くの広田山公園をホームグラウンドに*
 
自宅から歩いて直ぐのところに広田神社の裏山に広田山公園があります。
 
3月から4月にかけてコバノミツバツツジが満開になり、この時期多くの見物客が訪れますが、今はコロナ疲れの散歩道に
 
なっています。天気の良い日には双眼鏡と手持ちカメラを抱え、散歩がてらの鳥見散策が気分を和ましてくれます。
  北へ帰る前のイカルやジョウビタキ、シロハラ、ツグミにも巡り会えることが出来ました。
  愛くるしいシロハラ♂を撮りましたので、ご披露します。
     
  コバノミツバツツジも満開で桜との競演も、疲弊感を和らげてくれました。
     
  アオバトもいるようなので、しばらくはホームグランドとしてこの公園を楽しんでみたいと思います。
  もう直ぐ夏にはキビタキやオオルリも訪れてくれると期待して散策を続けてみます。
   ・・・早く新型コロナウイルス感染が終息してくれることを祈る限りです・・・

 

 
3月の鳥便りをお届けします
 *久し振りに撮影に出かけました*
  新型コロナウイルスの影響もあって外出自粛で過ごしていましたが、ストレス解消のつもりでほぼ1年ぶりでしょうか
  神戸森林植物園へ撮影に出かけました。さすがに鳥見の人も少なかったけれど、野鳥も少なく気分も沈みました。
  あじさい園で暫らく待っていると、アトリやアオジが出てくれましたが、茂みの中で見ずらかったので手こずりました。
      
  場所を変えて昼食を摂りながら待っているとき、一瞬久方ぶりにルリビタキを見ましたが、直ぐ飛び去りました。
  この日はアトリの群れ10羽ほどを見たくらいで、後はツグミやホオジロをやっと撮れたくらいでした。
      
  この直後にカメラの調子が悪くなり、とうとう故障してしまい、デジスコ撮影を諦めなければならなくなってしまいました。

 

  1月〜2月の鳥便りをお届けします

  *新池は水鳥の宝庫のよう*
  鳥見にも出かけずじまいの日が続いていたので、家近くの新池を幾度と訪れてみました。
  夏場にはサギ類やカワウの子育てコロニーでしたが、冬場には多くの種類のカモたちが居てくれました。
  オナガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、コガモ、カルガモ、ミコアイサやバンにカイツブリなどなど
  池に流れ入る川には、カワセミが決まった時刻に立ち寄ってくれます。

      
  
      

      

      

  2月のある日、見慣れない珍しいカモがいたので果たして珍種かと思い幾度と追いかけて撮影を試み、帰ってから野鳥図鑑で
  何度も調べ直したのですが、残念ながらキンクロハジロの♀と断定しました。あ〜あ取り越し苦労したなぁ〜・・

      

  

  2019年 今年も何とか鳥見を続けたいと思います。今年も宜しくお願いいたします。
  12月の鳥便りをお届けします

  *近辺では珍しい雁を2種見てきました*
  12月の探鳥会の折、昔の鳥友にこの辺りでは見るのも珍しい雁が2種来ていると教えて頂きました。
  稲美町の天満大池に着くともう2、3人のバーダーがカメラを据えて撮影中でしたので直ぐに場所が分かりました。
  目的のカリガネは多くのオオバンに混じって岸辺に上り採餌の最中でした。

      
  運よく散歩の人が通りがかり、池に飛び込んで泳いでくれました。日本に飛来してくる雁の中で最も小さい雁です。

  近くの入ケ池にはカリガネとは対照的に最も大きな雁のサカツラガンにお目にかかり撮影することも出来ました。
  右の写真で手前のコガモと比べるとはっきりと分かります。もちろん、2種共に初見発撮りです。

      

  

  7月・8月の鳥便りをお届けします

 
*自宅近くの新池でサギ類のコロニーを発見*
 
西宮に転居してから、今年の夏は連日の猛暑で鳥見に出かけることも控えていましたが
  7月の初旬、自宅近くの新池にサギ類のコロニーを見つけました。
 アオサギ、コサギ、ゴイサギにカワウ達とそれぞれが子育ての真っ最中でした。

      
  ゴイサギのツガイも卵を温めていました。巣立ったゴイサギの幼鳥ホシゴイもよちよち歩きで餌を探しています。
      
  カワウの幼鳥は母親から餌をねだるのも貪欲で、自分のくちばしを強引に母親の口に突っ込みねだっていました。
      

  6月の鳥便りをお届けします

  *芦屋市立公民館からの依頼を受けて「写真展&講演会」* 
  私の主催している「野鳥と森の会」の探鳥会も100回を数え、折しも芦屋市立公民館より「芦屋の鳥たち」写真展を
  依頼されました。初めは写真展だけの予定でしたが、展示関連のセミナーも依頼され開催することになりました。

   

  「芦屋の鳥たち」写真展では、@市街地で見られる鳥たち、A南芦屋浜で見られる鳥たち、B山麓で見られる鳥たち
  C兵庫県に飛来してきた迷鳥・珍鳥たち・・・の4部構成で51種の野鳥たちを展示しました。

  
  
  

  展示会期の終盤6月30日には「芦屋の自然と鳥をもっと好きになるセミナー」で講演しました。
  狭い小さな会場でしたが、ほぼ満員になるくらいの人々が聴講に来場いただき、新たな会員の申込みもあり仲間が増えました。
  まだまだ野鳥観察と探鳥会に頑張らなければならないと勇気もいただきました。

      

  

  1月の鳥便りをお届けします  

  *柿の木に鳥たちが群がる*
  1月も半ば、私の家の前に1本の渋柿の木があります。その実が熟して今にも落ちそうな頃多くの鳥たちがやってきました。
  初めにムクドリの群れがやって来てつつき始め、それを知ってツグミ達もやって来ました。メジロも来ました。

      
  なにやら騒々しさに気付いたらしくハシボソガラスもやってきました。カラスが来ると小型の鳥たちは縄張り争いに負け飛び去ります。
  カラスが居なくなると、直ぐにツグミやヒヨドリ達も戻ってきて熟した柿をほおばり始めました。

      
  シロハラも飛んで来たようですが、ツグミやムクドリ達の互いの縄張り争いに負けたようで何処かに飛んで行ってしまいました。
      
  この騒々しさをどこで知ったのでしょうか、キジバトまでやって来ましたがキジバトは柿の実に目もくれませんでした。
 そして、ヒヨドリは高らかに縄張りを主張して大きな声で泣き叫んでいました。

      
  カラスは学習する鳥で頭も良いと言われていますが、カラスは実を食べるというよりも引き千切ったり、突いては落としたりで
  鈴なりになった柿の実も月末にはすっかりなくなってしまい、その後は鳥たちもとうとう来なくなってしまい2週間だけの光景でした。

 *スーパーブルーブラッドムーンを見る*
  1月31日、皆既月食でも非常に珍しいスーパーブルーブラッドムーンを初めて見ました。
  防寒服に身を纏いベランダに超望遠撮影装置を組み立てて20:30頃より撮影に挑みました。
  最初の映像は20:34頃、満月に輝く月の映像です。20:48頃から欠け始め21:20には半分が欠けた状態の月の映像です。

      
  そして、21:50頃オレンジ色のスーパーブルーブラッドムーンになりました。
  
  その後、残念ながら雲が掛かってきて空一面が曇り空となり見えなくなってしまいました。   

  

 

  手術以降、暫らく野鳥観察を休んでいましたが、年初より再開したいと思っています。
   今年もよろしくお願いします。

  9月の鳥便りをお届けします

  8月に思い切って脊柱管狭窄症の手術をし、月末に退院してきました。
  術後は非常に順調に回復していますが、まだ鳥見には行けていません。シーズン到来で早く行きたくてムズムズしています。

  *南へ帰り支度のコシアカツバメの群れを自宅で観察しました*
   9月の20日過ぎ頃から毎朝8時頃になると自宅のベランダ前の電線に次々と鳥たちが集まってきました。
  ツバメにしては少し大きいし、渡りにしては時期的には遅い・・・双眼鏡でよくよく観察してみるとコシアカツバメ達でした。
  初めは20羽、30羽と数は少なかったのですが、50〜60羽近くに増え、29日には150+羽も集まってきました。
  南へ帰り支度の集団形成のようです。時には高く気流に乗る練習をして、また電線に戻り休憩するの繰り返しでした。

       

       
   よく見ると中に1羽2羽のツバメが群れから取り残されたのか、南へ帰りそびれたのか、見つけられました。
       

   30日、17羽を確認しましたが、10月1日には1羽も来なくなり、どうやら旅立ってしまったようです。

  5月・6月の鳥便りをお届けします

  *神戸どうぶつ王国で撮影に専念して来ました*
   5月に入り、カメラがまたもや故障したり、持病の脊柱管狭窄の症状がきつくなってきたので撮影の機会もなくなりました。
  そんな折、シニアの画像サークル活動で神戸どうぶつ王国へ撮影会に出掛けてきました。
  昔は「こうべ花鳥園」だった公園施設が、世界の珍しい動物とのふれあい施設に変わっています。
  一番の呼び物は、ハシビロコウでアフリカ中東部に生息する非常に珍しい野鳥で、何時間でもじっと動かない野鳥が
  大きく羽を広げて飛び上がる光景を撮ることが出来ました。

       
   水辺には、赤いショウジョウトキや枝先にはシロトキが数羽舞い上がり、珍しい鳥たちに少々興奮気味になりました。
       
   マガモやオシドリなどのカモ類が泳ぐ池には、クロエリセイタカシギやコクチョウが動き回っていたり
       
   丘の上には、ニジキジやシロクロケリなどなど
       
   そのほか、アカツクシガモ、クビワコガモ、ペリカンなど数え切れないほどの野鳥たちが放鳥されていました。
   
   最後に室内ゾーンでフクロウ、大型オウム、ハヤブサなどの飛翔ショーがあり、何とかタカなどの飛翔姿を撮りたかったのですが
  残念ながら押さえることが出来たのは、ハリスホーク(タカ)のこの一枚だけでした。

   

      

  4月の鳥便りをお届けします

 *芦屋の城山へソウシチョウを探しに*
   3月の下旬、六甲山系にはどこにでもいるというソウシチョウ、野鳥愛好家の皆さんは既に撮っているというのに
  私は未だに撮っていない。近くの城山に登山の人達が何度も見ていると言っていたので軽装備で出かけました。
  頂上へ向かう途中3ヶ所で運よく出会うことが出来、暫らく足を止めてようやく撮影出来ました。

       
   折しも山の小道には、芦屋市の市花コバノミツバツツジが満開で咲き誇っていました。
        

  *淀川河川敷でキジのホロ打ちが撮れました*
   4月の初め、頭の黒いノビタキを撮りたくて淀川河川敷公園の三島江地区へ出かけました。
  三島江はからし菜が満開で、その花先に止まる夏羽ノビタキが観れればなんと素晴らしいことか・・・
  残念ながら、今年も観ることが出来ず、堤防を歩いていると目の前の草むらからキジが出てきて、また草むらに消えて行きました。

       
   バーダーは14,5人ほど来られていましたが、何やら遠くで撮影されていたので近寄って聞くと、白いスズメとのこと・・・
  勿論、珍種ではなく染色体異常のアルビノタイプ。仲間に入れていただいて撮ることに・・しかし手前にはとうとう出ず仕舞い・・で

   
   この日もどうやら鳥の出が良くない、昼を済ませて保全地域へ探しに行くと、保全はおろか草木が一面に伐採されていて
  これじゃあ鳥も出てこないわ〜と諦めかけていたところ、池のむこうにキジが悠然と歩きはじめ2、3人の鳥友さんと追いました。
  運よく近くの坑木の上に止まりホロ打ちをしてくれましたが、なかなか抜ける場所もなく・・でも、やっとホロ打ちが撮れました。

       

  *春の大阪城公園は鳥も人も花盛り*
   4月の大阪城公園は夏鳥たちの中継地で数多くの夏鳥がやってきます。花見見物も減った頃だと思い出かけましたが
  いやあ近頃の外人観光客の多いこと・・聞きなれぬ外国語の入り乱れ状態で、しかも鳥はというとこの日もさっぱり状況(>_<)
  何とかキビタキ、コマドリ、オオルリの3種だけは撮れました。

       

       

   

  3月の鳥便りをお届けします
  
1月下旬から2月にかけて寒さと腰痛に負けじと数日チャレンジしましたが、お届け出来るほどの画像も
  残念ながら無く3月の便りとなりました。
  

   *淀川公園にミミカイツブリを求めて*
   淀川にミミカイツブリやミコアイサがいるとのことで、撮ってみたいなぁ〜と思い出かけました。
  居たようにも思えたのですが、残念ながら確認できず、ただ一人で待ち受けていたところ目の前の葦原にオオジュリンが数羽
  飛び込んで来てくれました。

       
   
   その数羽に混じって、少し小さな鳥影のどうやらコジュリンと思える個体を見つけ追い求めました。オオジュリンと同じ仲間で
  初めて見る野鳥なので自信はなかったのですが、帰って図鑑を何度も見比べながらコジュリンと判別しました

       


   *地元の公園にイカルの大群を見る*
   3月の中旬、4、5日前から芦屋川上流の山芦屋公園の近くで何やら野鳥の大群を見ましたとの情報を「野鳥と森の会」の会員の
  方から頂き行ってみました。早朝登山の方も通る川沿いの大きな木に鈴なりに止まっているイカルの大群を見つけました。
  数にして100羽以上の群れで、これほどの群れがこの地を訪れることは非常に稀なことでした。

       
   翌日もコイカルが混じっていないかと、早朝に行ってみましたが、コイカルはいないようでした。
  数も半減しこの日は50羽ほどに減っていました。カメラもデジスコに変え至近距離での撮影に臨んだので枝止まりや
  川原での採食している姿も捉えることも出来ました。月末近くになっても鳴き声を聞くことが出来たので数羽は残っていたようです。

       

   

  1月の鳥便りをお届けします

   *今年は鳥枯れとなるのだろうか*
   今年の初撮りで5日神戸森林植物園へと出かけました。オオマシコが来ていないかとポイントに向いましたが、
  残念ながら鳥たちの鳴き声すら聞こえぬ静かな状況で、鳥を求めて園内を散策していたところ、まだ鳥撮りを
  初めて間もない鳥友さんと出会い話していると目の前のアキニレの小高い枝にアトリがやって来ました。
  暫らく一緒に行動を共にしましたが、鳥の姿もなく、止む無く門前の今年の干支”酉のモニュメント”を撮って帰りました。
 
         

   *初めての探鳥地で自損事故に・・*
   翌週、高槻市の摂津峡に数種の鳥がいるとのことで、ナビを頼りに出かけたところ車一台がやっとの細い道路で自損事故に
  あってしまい、気落ちした中で鳥を探したが、何せ見知らぬ土地、ポイントも分からず鳥の気配すら無し・・・
  千里中央公園にオシドリ撮りに急遽変更した。数人の鳥友さんがいましたが此方もなかなか見やすい所へ出てきてくれません。
  やっとのことで撮れたツーショットです。

   

   その後、また高槻の古墳公園に引き返しトモエガモがいるというので、多くのマガモに混じっていた一羽を撮り、
  今日の気晴らしが出来ました。古墳公園の道端には季節外れの桜が開花していたので、チョイ撮りしてきました。

       
    

  明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

  12月の鳥便りをお届けします

   *遠来のオオワシを見に行きました*
   今年も遥かオホーツクから滋賀の湖北山本山にオオワシが19年続けて飛来してきました。
  人間ならゆうに100歳を超える年齢だそうです。同じ場所に間違いなく来る・・不思議と鳥は非常に賢いですね。
  飛来してきて3日目ですが、風が強くて、しかも300mも離れていたのでブレブレの証拠写真です。
  本来ならば5年前(写真右)のような光景を撮りたかったのですが・・・

       

   近くの田んぼにはコハクチョウの群れが悠然と道を渡り隣の田んぼへ移動していました。
  帰り道、道端の柵にトビが止まってくれて、間近に見ることも出来ました。

       

   琵琶湖の湖岸にはヒシクイやマガンが190羽以上もやって来ました。
    

  *オオハムを初めて見ました*
   日本海や北の海でしか見れないオオハムが2羽、播磨町の港に飛来しているというので見に行って来ました。
  2週間以上も経っているので、まだいるかなと半信半疑でしたが、小さな漁港の中に一度潜ったら数十メートルも離れた所に
  浮かび上がってくるといった状況で追いかけるのも大変でした。どうやらツガイのようです。

       
   
   
      

   

  11月の鳥便りをお届けします

  *似かよった3種を一度に同じ場所で見た*
   秋も深まったこの時期、非常に似かよった野鳥たちに巡り会うことがあります。
  その識別の違いを同じ場所で撮った画像で見比べてみてください。きっと違いがお分かりいただけます。
  夏の終わる頃に最も綺麗な色合いを見れるのが、キビタキです。黄色の眉斑とのどの色がオレンジ色に近くなります。

       
   キビタキの♀は眉斑や雨覆いの白斑もなく、きわめて地味な色合いで、他の野鳥の♀と見分けるのが難しい鳥です。
       

   秋も深まり冬が近づいてくることを思わせるのが、春秋の渡りに見れるムギマキです。
  ♂はキビタキのように眉斑がありますが、うっすらとした白斑で、のどはオレンジ色が濃く胸まで続いているのが特徴です。

       
   ♀は全体的に淡い褐色で、眉斑もなく、のどから胸の色合いも♂より淡い色をしているのが特徴です。
       

   そして、冬鳥の一番手としてやって来たのがジョウビタキです。♂は頭が銀色のようにつや光して、胸から腹まで茶褐色で
  背には家紋があるように見え、紋付き鳥とも呼ばれています。

       
   ♀にも同様に背には家紋があるように見え、全体的に淡い褐色で赤みを帯びています。
       

   

  10月の鳥便りをお届けします

 *白鷺を見てきました*
   10月の中旬、恒例の社友「43会」で平成の大改修のなった白鷺の城”姫路城”を見てきました。
  今年はNさんの幹事で、小春日和の好天にも恵まれ、観光ガイドの説明に知らなかった事々の大発見に感動しました。
  また、ゆっくりと訪れてみたいものです。

   
   
   ふつう白鷺と呼ばれて親しまれている鳥はコサギのことをさしているのだと思います。
   

 *冬鳥の到来を求めて金剛山へ*
   なかなか鳥見にも行けなくてムズムズしていたので、やっと暇をみつけ下旬に冬鳥を求めて金剛山へ行きました。
  折しも肌寒い日、多くのハイカーが登山をしていましたが、目的とする鳥たちも居なく静かな木立。
  ハイカーだけが目立ち、ゴジュウカラやヒガラ、コガラの姿もなくヤマガラさえも鳴き声すらも聞けずじまいの様子、
  やって来たのはキジバト、しかしその背後からすう〜とカケスが飛び込んで来ました。
  真近すぎてカメラにも収まりきれない距離でしたが、何とか撮ることが出来、愛嬌を振舞ってくれました。

       

   7月の鳥便りをお届けします

   6月に入っても殆ど出かけることもなく、ようやく末から7月上旬にかけて小旅行に出かけました。
  旅行ですのでデジスコ装置は持参せず、手持ちのFZ150を片手に出会った動物たちを紹介します。
  北の湖で初めて見るアビらしい水鳥と出会いました。帰って図鑑で調べてみてハシグロアビの夏羽と知りました。
  ほとりの公園では、亜種アカハラツバメも撮ることも出来ましたが、ミヤマシトドは逃してしまいました。(-_-;)

       

   山道では、リスがひょこんと立ってこちらを見てくれていたり、渓流沿いの岩の上ではシマリスを見つけることも出来ました。
       

   

   5月の鳥便りをお届けします

   最近、脊柱管狭窄症による足の痺れや腰痛が強くなってきたので、好きな鳥見にも出かける機会が少なくなってきました。   

   *黒いノビタキを求めて*
   4月も下旬近く、黒いノビタキを見たくて淀川河川敷公園に行きました。
  既に抜けてしまったとのことで、今年も残念ながら見逃してしまいました。河川敷にいたのはそこかしこでさえずりを競い合う
  沢山のウグイス達とセッカだけでした。キジも居たようだが全く姿を見せることはありませんでした。
  ウグイスはこの枝がお気に入りなのか、飛び去ってはまた戻ってきて、喉をふるわせ盛んにさえずりました。

       

   *再び干潟のシギ、チドリを求めて*
   5月に入り、主催している「野鳥と森の会」の探鳥会で甲子園浜に観察に行ったとき、キョウジョシギが10羽、
  チュウシャクシギも5羽と数多くいたので、きれいな京女さんを撮ろうと、思い立って翌週に出かけた。
  だが着いてみると、キョウジョシギもハマシギさえも全くいません。しばらく岩礁を探していたらササゴイを見つけた。
  すぐ近くにキアシシギも2羽いたので、時間つぶしに撮ることにした。

       

   今日は大潮ではないが干潟が現れる午後2時頃になって、やっとキョウジョシギの♀タイプが1羽とチュウシャクシギが2羽飛んできた。
   
   チュウシャクシギを暫らく観察していると、大きく羽を広げて羽ばたく光景を運よく撮ることも出来、
  そばに近寄ってきたダイサギの飛び立つ瞬間も捉えることが出来、チャンスに恵まれたので待った甲斐があった。

       
  
   返り道、香枦園浜に場所を移してみたが、キアシシギが4羽いただけで、数多く飛び交う子育て最中のコアジサシの飛翔撮影に
  チャレンジ・・・デジスコ撮影では無理を承知とシャッターを押しまくってみた。
  空中でホバリングしながら小魚を狙っているときは、チャンスもあるようだった。

       

   

   4月の鳥便りをお届けします

   *もしかして珍しいシギに巡り合えたら*
   春秋のシギの渡りのこの時期、ツルシギやエリマキシギの飛来を期待して稲美町の池巡りに出かけました。
  5つの池を廻ったが、どの池も水は満々干潟もなくシギ類の姿は皆無の状況でした。僅かだが干潟が残っていた経の池で
  タカブシギとオオハシシギを見つけましたが、オオハシシギには飛び去られコチドリとオジロトウネンのツーショットがやっとでした。

       

   同じ池で撮影していたバーダーから加古川河口に、ホウロクシギが居るらしいとの情報を得たので、探し求めるのを切り上げ
  加古川河口へと向かった。到着してみると、はるか彼方の沖合い中洲に1羽を確認出来たのだが、撮影不可能な距離。
  先ほどのバーダーとしばらく雑談をしていたら、比較的近い所に飛んできて舞い降りてくれました。それでも70mくらいの距離だった。
  ホウロクシギは日本で見られる最も大きいシギ(62cm)、カラスと比べてみてもその大きさがはっきりと分かります。勿論、初撮りです。

       

   *シマアジの大きな群れに出会えた*
   相変わらず、シギ・チドリ類を求めて、また池巡りをしてみたが、駄目だったので明石の金ケ崎公園へと足を向けてみた。
  バーダーは4人居た。「何を狙っているのですか」と問うと、「今季初到来のオオルリ」とのこと。便乗させてもらうことにした。
  オオルリは♂4羽いたが、高い木立の上ばかりでシルエットでしか撮れない。ポイントを定めて待つことにした。
  作戦が功を奏したのか、良い枝ぶりのしかも背景が空抜けにならない所に止まってくれ、この日絶好のポジションだった。

       

   オオルリを撮っていたところ、一緒にいたご婦人が「昨日3時半頃、エリマキシギが経の池に来ましたよ」と教えてくれたので
  再び経の池へと車を走らせた。到着して探してみたが見当たらず、折しも鳥仲間のK氏も駆けつけてきた。そこで探鳥していた少年が
  「加古川の寺田池にシマアジが居るよ」との情報で、すぐさまK氏の友人と3人で寺田池へと向かうことにした・・・
  寺田池は大きな池だったが、池の中央にシマアジの群れを発見。♂5羽、♀4羽の群れで、これほど多くの個体数の群れは稀である。
  シマアジはコガモと同じくらい(38cm)の小さなカモで、こんな大きな池でよくも見つけたものだ・・と感心しました。
  友が友を呼び、またたく間にバーダーは15人に膨れ上がった。

       

       

   

  3月の鳥便りをお届けします

   *トラツグミに出会えました*
   3月の初め、オオマシコに会えるかもと思い神戸市立森林植物園に行きました。詰所の管理人さんが「この直ぐ横にトラツグミが
  よく出るよ」とのこと、先ずはオオマシコを探しにと萩の小径と向かいました。
  鳥の声もなくもの静か、迎えてくれたのは愛嬌のあるジョウビタキ♀とルリビタキ♀、間近にいても逃げようともしなかった。

       
   
   一回りして玄関口のメタセコイアの森林に・・トラツグミが枯れ葉を一生懸命にひっくり返して餌を探していた。
  もう相当人に慣れたのであろうか、逃げることもなくカメラを向けても近づいてくる有り様でした。

       
   
   暫らくの間トラツグミを堪能した後、アジサイ園へ、何やら地上に沢山の鳥たちがいる。驚いたように飛び立つ鳥たちもいる。
  よく見ると、地上にはアオジ♂♀、カシラダカ♀、色の濃いアトリ♂、そして木々の枝にもアトリが群がっていました。

       

       

       

   やわら撮り終えて、昼食を捕っていると、私のすぐ後ろにルリビタキがやって来て「撮ってちょうだい」と言わんばかりに
  楽しませてくれました。その他、ミヤマホオジロなど、今日の森林植物園は多くの鳥たちに巡り会えて幸運の日でした

       

   *淀川河川敷にハチジョウツグミがいた*
   翌週、淀川河川公園へ出かけてみました。着いてみるとバーダーの姿も少なく、もしかしてダメかなと思いながらポイントへ行くと
  数名のバーダーがカメラを構えて待っている・・・「ハチジョウツグミがいるからここで待っていたら」とのこと、待つこと30分ほど
  茂みの中から姿を現しました。しかし、後ろ姿ばかりで、「ハチジョウツグミは前向き姿でないと綺麗じゃない」の文句もタラタラ・・

       

   旅立ち前のベニマシコもいたが、枝かぶりで絵にならず、ツリスガラもちらっと見ただけでおしまい・・(´・ω・)
  他の鳥を探してあちこちと移動していると、「奥の方にホオアカがいたよ」と老夫婦が教えてくれた。
  すぐ近くまで行っていたのに、もう少し足を延ばせばよかった・・で、再びそのポイントまで向かった。
  しかし、なかなか姿を現してくれない、待っている間、アオジやもう直ぐ頭の黒くなろうかと思われる綺麗なカシラダカ♂に出会えた。

       

   かなり遅くまで粘って帰り際に、すぐ後ろの高台にホオアカが現れたのだが、見えたのは頭だけ、またのお預けになってしまった。

   *白いツグミと頭の黒いカモメ*
   白いツグミ(染色体異常の個体)がいるとういうので、浜の宮公園へ出かけました。この公園はカササギが営巣することで近隣では
  有名な公園である。既に十人くらいのバーダーがカササギを求めては、高い松の木立を覗いていた。
  私の目的は”白いツグミ”、こちらには目もむけず、もっぱら草地へ・・・公園の端の参道を超えたところに”白いツグミ”がいました。

       

   3月のこの頃、加古川河口にはズグロカモメがやってきます。今までチャンスに恵まれなかったので、近くなので足を延ばしてみました。
  バーダーは誰も居なかったが、双眼鏡を覗くと黒いカモメがいるではないか。河原に降りてそっと近づいてみると、好物の大和ガニを
  捕食している光景に出くわしました。カニも必死に抵抗していましたが、手足を一本づつ引き千切って、とうとう甲羅の中味まで
  完食してしまいました。非常に珍しい光景を目の当たりにして、今日は何時もに比べて運が良かったと思いました。

       

       

   折しも風のない暖かな日差しの日だったので、葦原にオオジュリンやツリスガラが来てはいないかと見渡していると、こちらも運よく
  遠くではあるが目の前にツリスガラが3羽やって来ました。わずか14cmの動きの速いデジスコ撮影泣かせの手強い野鳥ですが、
  初めて撮ることが出来ました。 しかし、残念ながらやはり証拠写真のような出来栄えで、少し不満が残りました。

       

   

  2月の鳥便りをお届けします

   *都市公園に珍しい野鳥たちを見みました*
   1月も終り頃に、大阪府の大泉緑地にギンムクドリが飛来してきているとの情報を貰っていたが、やっとカメラの修理も直り
  2月の初めに今度は準備を整えて出かけた。到着してすぐさまポイントと思われる場所に・・早くからおられたバーダーに聞くと
  今朝は10時頃に一度出た切りその後気配もないとのこと。
  だが、その辺りに沢山の実をつけたネズミモチの木々にツグミ類が多く集まって採餌しに来ている。バーダーも山なり・・・
  昨年、尼崎農業公園で見たオオアカハラ、神戸ポートアイランドで見たカラアカハラ、など珍しい野鳥に再会できた。

       
              オオアカハラ                                カラアカハラ
  
   地元の主でもあるシロハラやツグミたちも負けじと盛んに採餌しにきていた。
       

   そして、近くの小さな小枝にオオカワラヒワが1羽止まって愛想を振りまいてくれました。
  突然、鳥たちが驚いたように姿を消したかと思うと、オオタカが飛翔してきたが獲物を捕り損ね奥のセンダンの木に止まった。

        

   *翌日、再び三重の鈴鹿川へユキホオジロに会いに行く*
   先月、カメラの修理で思うように撮れなかったユキホオジロを求めて三重県鈴鹿川に・・・以前のポイントに到着すれどバーダーは
  誰一人もいない、もしや抜けた?折しも散歩中の老人に尋ねると「漁港の向こうの灯台付近の砂浜にいるよ」とのこと。
  狭い道を灯台を目安に向かうが、何とも道が分からない・・・やっとの思いで漁港付近の駐車場にたどり着いた。
  既に何人かのバーダーがカメラを構えており、砂浜を歩む姿を見つけたが、灯台の奥へ消えてしまった。
  小一時間ばかり地元の方と話していたら、砂浜の木道に現れてくれ可愛げのある容姿を堪能させてくれました。\(^o^)/

       

       

   帰り際、雲出川河口にコクガンやミヤコドリがいるというので、折角ここまで遠征してきたのだし寄ってみることにした。
  風も強くなってきたが、残念ながらミヤコドリはいない、だが沖合に7羽のコクガンを見つけ撮ることが出来た。
  そして、海岸の水際には何か初見のようなシギ類が2羽いたので、撮ることにした。初めはミユビシギかなと思って心弾ませたが
  それにしても少し大きいし、帰って詳しい鳥仲間に問い合わせたところダイゼンの冬羽とのこと(冬羽を見たのは今回が初めて)。

       

   *再び都市公園へ*
   中旬になったが、もしかしてギンムクドリがまだ居るかもと期待を込めて再び大泉緑地へ出かけた。
  またもや残念ながら4日前から全く見かけず抜けてしまったとのこと・・・鳥友に「あんたは鳥運のない人やね」の言のとおり(´・ω・)
  しかし、同じ場所で待っていたら、目前の木にアリスイが一瞬止まってくれた。また水面に鮮やかに反映されたバンの姿も撮れた。

       

   地元のバーダーさんに「イカルなら40羽ほど入っているよ」と聞き、そのポイントへ移動することにした。
  行ってみれば、既に2人のバーダーが大きな木の根元に溜まった水場に代わる代わる水を飲みにくるイカルを待ち構えていた。

       

   そして、傍らの落ち葉の茂みにはシメの♂♀がやってきて懸命に採餌する光景を捉えることも出来た。
       
                シ メ ♂                                  シ メ ♀

   

 1月の鳥便りをお届けします

   *初撮りはやっぱりカワセミから*
   正月気分も明けて、そろそろ鳥見を始めなければ・・で、有馬富士公園へ赤い鳥・青い鳥を求めて出かけました。
  バッタリ古い鳥友のHさんと出会い談笑していると、奥の茂みに何やら動くものを見つけました。慌てて眼を向けると
  野ウサギがいました。鳥の声も少ないので、二人で野ウサギを撮り、しばしの間を楽しみました。
  その後、公園をあちらこちらと歩いていたら野鳥撮影をやり初めて間もない方に出会い、カワセミを見つけてあげて
  私も撮ることにしました。

       

   昼食を兼ねていつもの赤い鳥のポイントに着いたが、赤い鳥の好物百日紅の実もなく、この辺りの常連かジョウビタキ♂が
  現れてくれ、遠くでギャアギャアと鳴くカケスも撮ることが出来、今日の出会いの少なさをカバーしてくれました。

       

   *珍しいカモを探しに都市公園へ*
   都市公園に珍しいカモがいるとアップしている情報を元に鶴見緑地ではないかと出かけましたが、地元のバーダーさんに聞くと
  「ここにはそんなカモはいない!それよりもオオセグロカモメが池にいるから、それでも撮ってきたら・・」と言われ
  多分昔に幼鳥は撮ったはずだが・・で・・まあいいか、今回は成長だし何も撮らないで帰るよりもましか。
  手前のユリカモメと比べていただくとその大きさの違いがよく分かると思います。

       

   *アカエリカイツブリに出会えた*
   翌日、甲子園浜にアカエリカイツブリがいるとの情報を頂き、近場なのでジムを終えてちょいと出かけました。
  観察していたバーダーさんに2羽いるとのことで、探し当てたのはいいのだが、はるか彼方の沖合で豆粒ほどにしか見えない。
  それでも初見初撮りだし、何とかフレームに入れましたが、証拠写真程度ぐらいですが大きくトリミングしてあります。
  左隣のカンムリカイツブリと比べてみても違いがお分かり頂けると思います。

       
   翌日も再度トライと試みたのですが、いざ撮影と機材をセットしたところカメラの液晶が映らず、またもや故障で止む無し(@_@;)

   *珍鳥を求めてプチ遠征したが、またもや忘れ物にガックリ*
   昨冬は遠くて(石川県)場所も分からず行けなかったユキホオジロが三重県の鈴鹿川に来ているとの情報をもらい
  古い機材でも仕方なしと、勇んで出かけました。到着したらバーダーも鈴なりのように沢山おられて見つける苦労もなし。
  いざ、機材をセットしようとしたらアダプターが一つ足りない(´・ω・) このまま双眼鏡で見るだけもガッカリだし、折角の珍鳥
  止む無く手持ちのズームカメラFZ150(X24)で撮影を試みることにした。(トリミングしてます)

       

       

  

 

 2016年 明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします

  11月・12月の鳥便りをお届けします。

   *今冬も野鳥の飛来が少ないようです*
   秋、この時期にしか見られないムギマキを探しに菊水山へと出かけました。
  バーダーも少なく、カラスザンショウの実は熟していますが、鳥の気配はありません。
  やっと遠くの薄暗い所にマミチャジナイが止まってくれました。肝心のムギマキは若♂数羽が時折現れては直ぐに
  飛び去ってしまうことの繰り返しでした。

       

   12月に入り、稲美町のため池を数か所めぐってみました。この時期ため池の水を抜くことが多いので、昨年と同様に珍しい
  シギ類が飛来してはいないかと期待して出かけましたが、今年は水抜きをした池も少なく、期待外れ・・(´・ω・)
  やっと、コチドリ冬羽と近くの田んぼにヒバリを見つけました。

       

   それでも、水が満々とした池には早くもカモ達が越冬の為飛来してきていました。
  ミコアイサは少しでも人の気配を感じるとすぐ沖合へ遠のいてしまい、この時期は撮影するのも一苦労です。
  沢山の♀たちの群れに交じって、もうすぐ一人前のパンダになるであろう♂を見つけました。

       
   
   また、別の池では今年も飛来してきたツクシガモ15羽を泳ぎだすまで粘って運よく撮ることも出来ました。
  撮って暫らくすると、何かに驚いたのか一斉に飛び去ってしまい、二度と帰ってこなかったそうです。またもラッキー(^O^)/。

       
 

   海老江にツリスガラを見たいと思い何時もの撮影機材(デジスコ)をやめて手軽なカメラを持って出かけたが、
  ツリスガラは見当たらず、いるのはホオジロやジョウビタキばかり、今日も虚しい日になるのかと思われた。
  河川敷を歩いていると、突然大きな鳥が飛び出してきて少し離れた所に飛び降りた。双眼鏡で確かめるとハイタカがハトを捕り
  採食しようとしているところを、どうやら私が邪魔をしたようだ。初めての光景だし、真近で見るものもちろん初見でありました。

       

   

 9月は行けずじまいでした、10月の鳥便りをお届けします。

   *いよいよ鳥見シーズン到来です。秋のヒタキ3兄弟を求めて*
   10月に入り、昨年ホウノキに来たアオゲラ、アカゲラを見にと神戸森林植物園のポイントに行きましたが、
  ホウノキの実も今年は不作で実を食べにくる野鳥達もいませんでした。
  場所を変え、クマノミズキに来るコサメビタキやエゾビタキ、運がよければサメビタキをと移動しました。
  昼を摂っていたら丁度頭上近くにエゾビタキが来てくれて、近くの枝先にもコサメビタキが来てくれました。

       
   今日は、名誉園長の女優 真野響子さんが来られて恒例の東屋のペンキ塗り替えとか、ちょっと往年の美人をも
  ついでに、のぞき見してきました・・・やっぱ歳を取っても美人でしたね。

   *ちょっと遠征しました*
   奈良の桜井にアカマシコが来たというので、翌週勇んで行ってみましたが、残念ながら既に抜けてしまったとか( ;∀;)
  栗園や近くの休耕田に秋の渡りノビタキ満載で、残念さを吹き飛ばして大いに楽しませてくれました。

       

       

   秋の渡りのシギ・チドリを探しに稲美町の田んぼへ出掛けましたが、見当たらず、昨年見たカッコウやツツドリを求めて
  水辺の里公園に寄りました。オオルリ、キビタキにも会えませんでしたが、メボソムシクイの初撮りが叶いました。

   
   そして、帰り間際には、今年の初撮りですが、モズの♂、♀を撮ってみました。
       

   *やっとヨシゴイを撮ることが出来ました*
   2年前、大久保町西島の蓮池でちらっと見ただけのヨシゴイ、今年は居るということで出掛けました。
  風が強く、葦の枯れ枝の合間で見づらかったですが、何とか粘ってようやく撮ることが出来ました。
  環境条件が良かったのか、3羽巣立ったそうで、いずれも幼鳥です。

        
   
   

   

  暑い夏も終わりました。8月の鳥便りをお届けします。

   *迷鳥にも会えたが撮らせてもくれません・・(-_-;)*
   8月も盆を過ぎた頃、東大阪市の貯水池に琉球列島に生息するというシロハラクイナが飛来してきました。
  昨年来、異常気象というか地球環境の変異でしょう、今年に入っても迷鳥が多いことを痛感します。
  台風にあおられて来たのでしょうか?この鳥は臆病者でなかなか姿を見せてくれません、現れたと思ったら
  足早に隠れてしまいます。やっとのことで撮らせてくれたのは証拠写真だけでした。

       
   その後、2回ほど挑戦しましたが、全く姿も見せず、雨に遭遇したりで、今回は諦めました。
  でも、まだ長期滞在しているのでしょうか。

   *ホテイアオイとタマシギ父さんの子育て*  
   奈良の本薬師寺跡の田に布袋葵が満開というので行ってみました。
       
   そこには、今年も見れないかと思われたタマシギが4羽のヒナを連れてせっせと子育てをしている♂がいました。
  タマシギは♀が卵を産んだ後、♂が子育てをすることで有名なシギです。

       
   しばらく時間も空いたので、隣の田んぼの上空で撮ってちょうだいと言わんばかりにホバリングしている赤トンボと
  私も撮ってよと、羽を休めているシオカラトンボを撮りました。
  トンボに挑戦したのは初めてでしたが、鳥と同じ様に難しかったです。

       

   

 長らく更新をせずお待たせしました。5、6、7月の鳥便りをお届けします。
  5月は出かける機会も殆どなく、甲子園浜のシギ・チドリと昆虫館でチョウを撮ることぐらいでした。

   *一度は見てみたい珍鳥にも巡り会えず・・(;_;)/~~~*
   6月の初め、滋賀湖西の山奥にヤイロチョウが飛来してきているとのことで、遠路出掛けましたが、
  鳴き声は聴こえたものの姿を見ることが出来ず、関東や全国各地からも多くのバーダーが泊まり込みで来られて ました。
  運よく撮られた方に聞くと、明け方の5時〜7時頃とのこと、これじゃぁ〜3時起きでないと間に合わないわ・・・
  仕方なく、ピリピリピリと鳴き飛び交っているサンショウクイを撮ることにしました。
  巣材を集めている♀(写真左)と昆虫を銜えた♂(写真右)は比較的低空で近くだったのでラッキーでした。

       
   そして、帰り道の途中、盛んにさえずる巣立ったばかりのキビタキ幼鳥♂だろうか?カメラに収めました。
   

   *アカショウビンとサンコウチョウを求めて*
   ささやまの森にアカショウビンが営巣していると聞いていたので、出掛けてみました。この森にアカショウビンが帰ってきたと聞くのは
  久方振りのことです。巣穴は確認出来たのだが、抱卵しているのかどうかも分からず仕舞い、またもや残念・・で
  近くで子育て中のサンコウチョウを撮ることにした。
  ここのツガイの♂(写真左)は他の♂と争ったのでしょうか?なんと自慢の尾が切れていてありません。
  しかし、せっせと雛に餌を運んでいる様子と、同じ様に餌を運び、じっと雛を見守る♀(写真右)の微笑ましい姿を撮ることが出来ました。

       

   *再び滋賀の山奥へ*
   7月11日、今度は早起きをして再び珍鳥を求めて再挑戦を試みました。しかし残念ながら今回は鳴き声すらも聴けず( ;∀;)
  月曜と木曜は聞こえたとのこと、中には8回目の挑戦でもダメだったという方も・・やっぱり一生に一度会えるかどうかという野鳥
  3回ぐらいでは無理なんかなぁ・・・本当にまだ居るのかなぁ・・・で疑心になりました。
  車に撮影機材を仕舞い掛けた時、林の奥の方でアオゲラの鳴き声が聴こえたので、そっと近づいてみた。
  普段は木の幹に止まる姿しか見ないが、地上で採餌しているアオゲラ♂を偶然にも撮影することが出来た。

       

   *またまた迷鳥ヅルに会えた・・アネハヅル*
   数年前NHKの番組プラネットアースで放映されたアネハヅルが鳥取県の八頭町に飛来しているというので出掛けた。
  このツルは、モンゴル地方で繁殖した後、越冬地である遙かインドに向けて数千メートルもあるヒマラヤ山脈を上昇気流に乗って
  越えていくという有名なツルである。ツル科の中で最も小さく95cmで稲が伸びていれば見失うこともある。

       

   ここまで来たなら以前(2012年)に訪れたふる里の森へと足を伸ばした。
  アカショウビンやコノハズクに会えるかも知れないと思ったからである。着いてすぐアカショウビンの餌場と思われる場所で
  昼食を摂りながら待つこと2時間余り、しかし一度も現れなかったので、折しも台風接近の余波で強い風が吹きつける中でも
  必死に巣を見守っている赤色系コノハズク♂を撮ってきました。
  ”幸運の鳥”とも呼ばれるコノハズクは、日本で見られる最も小さなフクロウで全長20cm。

       

   

 春が訪れました。4月の鳥便りをお届けします。またまた珍鳥・迷鳥に出会ってきました。

   *コミミズクの様子をまた見に行きました*
   4月の初め、水無瀬の河川敷にまだいるというので、ジムを終えて午後から出かけて みた。
  バーダーも以前に比べて少なく、それでも20人位はいましたか、陽が落ちるのも長くなり4時過ぎ頃になって出てくれました。
  コミミズクは興奮した時でないと小耳を立ててくれません・・・やっぱり怖い顔つきです。
  今回はやっと僅かながら小耳を立てた枝止まりと、近くを飛翔する姿を撮ることが出来ました。

       

   *シロガシラに巡り会えた*
   琉球列島や沖縄南部に生息するシロガシラが稲美町の水辺の里公園に来たというので、早速出かけてきました。
  台湾や琉球では害鳥として嫌われるヒヨドリ科の鳥だそうですが、満開を過ぎた桃の木によく止まってくれ、
  花につく虫を好んで上手に採餌していました。

       
   そして、いろんなポーズで愛嬌を振りまいてくれました。
       

   *6年ぶりにカラアカハラに出会った*
   神戸ポートアイランド南公園にカラアカハラが来ているとの情報を教えてもらい、行ってきました。
  2009年に4時間もかけて行った岡山みやま公園で見て以来の迷鳥です。今度はこんな近場で出会えるなんてラッキー・・・。
  岡山では♂(写真左)でしたが、今回は♀(写真右)で、しかも見られることが非常に稀な迷鳥だそうです。

     

   *キジを真近に見た*
   中旬を過ぎ、からし菜に止まる夏羽のノビタキ(通称黒ノビ)を撮りたくて淀川河川敷へと出掛けた・・・が
  鳥の気配もバーダーも少なく、ウグイスとヒバリのさえずりだけがやけに響く、もう抜けてしまったのか・・・。
  キジの鳴き声は数か所から聞こえてくるが、姿はなかなか見つけられない。
  そんな折、3人のバーダーが茂みに隠れているキジを撮っているのを発見、仲間に入れてもらった。
  視野の狭いほんの一方向でしか見えなかったが、比較的近くで見たのは初めてだったので満々足・・(^O^)/
  帰り際に、目の前で逃げようともしないヒバリ君を撮って、撤収とした。

     

   

 3月の鳥便りをお届けします。寒さも長続きし、しかも雑用が多くて思ったように鳥見を楽しむことが出来ませんでした。

   *珍しいカモを観に行きました*
   八尾の心合寺山古墳の小さな池にメジロガモが来ていると聞いていたので行ってみた。
  野鳥観察を始めた頃、鶴見緑地公園に飛来してきたことがあったが、1日違いで見逃したカモでもある。
  訪れた日には、残念ながら♂のみで♀は何処かへ飛んで行ったようで、♂を真近に見ることが出来た。勿論初見である。

        

   小さな池にもかかわらず、カルガモ、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロと数こそ少ないが多種類のカモが居たのは印象的であった。
  その中でヨシガモの成鳥♂♀が水辺を仲良く泳いでいたのも撮ることが出来ました。

  
    

   帰り際に摂津の安威川支流にアメリカコガモが居るということで立ち寄ってみた・・・が、たった1羽の小さなカモ
  上流へ遡って探すこと1時間あまり、それでも見つけられなかった。折しも奈良で知り合いになった鳥見を始めたばかりのSさんと
  出会い二人で探すことに、諦めかけた頃、川原を散歩していた老人が「下流にいるで・・」とのことで急ぎ下流へ戻った。

   

   *またまた珍鳥のカラムクドリに出会えた*
   岐阜県や和歌山県に飛来してきているとは聞いていたが、遠距離だし詳細も分からなかったので諦めていた。
  先月1日遅れで撮り逃がしたが、鳥仲間のAさんから大阪市内の神崎川近くの公園に飛来しているとの情報を得たので出かけた。
  町中にある本当に小さな公園に数羽のムクドリ達やハト、スズメに混じって居た。

       

   比較的短時間で十分に撮ることも観察も出来たので、帰り道に尼崎農業公園にまだ居着いているギンムクドリを見に行った。
  梅は咲き終わり、桜は開花し始めていたが、なかなか良い枝止まりを撮ることが出来なったのが残念・・・(;_;)/~~~

       
  
   これで、ムクドリ科は、ムクドリ、コムクドリ、ホシムクドリ、ハッカチョウ、ギンムクドリ、カラムクドリと6種を見たことになった。  

   

  2月の鳥便りをお届けします。今年は珍鳥の飛来が多いようで観察も嬉しい悲鳴でした。

   *山野の赤い鳥、黄色い鳥、青い鳥を求めて*
   2年毎にオオマシコが神戸森林植物園にやって来ると言われていて、今年も飛来してきました。
  一昨年に比べると数も少なく、2度ほど通いましたが、若いオス1羽にメスが2羽という少なさでした。 
  前に観たオオマシコは真っ赤な色濃い成鳥だったのだが、今年は残念だったなぁ〜・・・

     


   同じ場所にミヤマホオジロが交互にやって来ては餌の奪い合いで、見ているバーダーを楽しませてくれました。
  まだ少し黄色みの薄い若いオスとメスでしたが、こちらは群れをなして飛び降りてきました。

       

   少し場所を変えた所で昼食を食べていたら、綺麗なルリビタキ♀(写真左)が小枝に止まって愛想を振り舞いてくれました。
  長谷池へと移動中に、昨年はお目にかかれなかった♂(写真右)にも出会うことが出来ました。

       

   帰り際に今を盛りと咲いていたロウバイ(蝋梅)やソシンロウバイも見れて楽しい観察の一日でした。
       

   *珍鳥に出会いました*
   私の鳥便りを見て、島根県の野鳥の会Nさんからコミミズクの詳細な情報をくださいとの依頼があり、他の情報に加えて
  教えてあげた珍鳥チフチャフを求めて武庫川沿いを探したが見つけられず(-_-;)、同じ場所で探していたバーダーさんから、
  尼崎の農業公園にオオアカハラと非常に珍しいギンムクドリが入っているということで早速移動した。
  到着すると、既に50人〜60人ものバーダーが1羽のギンムクドリを探し当てると右や左への民族の大移動の様相である。

       

   ギンムクドリがどこかへ去って見つからなくなってしまったので、オオアカハラを撮りに行くことにした。
  なかなか藪の中から出て来なかったのだが、一度出てくれば暫くはじっとしていてくれたので撮りやすい野鳥であった。
  アカハラに比べると少し大きくて赤みが濃く、頭も黒みを帯びて、はっきりと違いが分かった。勿論、初見初撮りである。

       

   *再びアリスイを撮る*
   梅の花が咲き始める頃になると、奈良の平城京跡にはアリスイがやってきます。2月中旬、まだ梅は咲いていなかったが
  アリスイは既に2羽入っていた。地元のバーダーさんが3人ほど、「来週、探鳥会でここに来ます」ということで奈良野鳥の会の
  Aさんと親しくなり、色々と情報を教えていただいた。これからもっと忙しくなりそうです・・・

        

   来月は、カモ達を中心にお届けしたいと思います。   

   

 今年の冬は、昨年に比べて鳥情報が多いようです。1月の鳥便りをお届けします。

   *コミミズクを初めて観ました*
   年も押し迫った27日、京都に近い水無瀬の淀川河川敷にコミミズク(通称:面フクロウ)が5羽飛来したとの情報を得て
  年明け5日に出掛けました。連日200人を超すバーダーが詰めかけていて、多い日には400人近くにもなったそうです。
  TVや新聞にも報道され、全国から愛鳥家が続々と押し寄せて来られたようです。
  コミミズクは夜行性なので、午後3時〜4時頃になるまで姿を見せません。動き始めるまでの間、同じ猛禽類のノスリが
  獲物を狙って空中でホバリングしている光景を撮ることが出来ました。

     

   コミミズクは日中はじっと草むらや茂みに潜んでいて、殆ど動きません。日暮れが近くなると何処からともなく空中を飛翔し始め
  一斉に数羽が飛び交う光景は素晴らしい情景でした。7羽が同時に飛来してきたことは非常に珍しいことです。
  飛来してきてから数日も経ち、人馴れしたのか遊歩道を散歩する人間が近づいても飛び去ることもなくなりましたが
  土手の草むらに舞い降りた時には、数十人のバーダーに取り囲まれたので固まってしまいました。

        

        

        

   *久方振りに2度目の再会*
   翌週、播磨中央公園にニシオジロビタキがいるというので出掛けた。2009年に鳥見を始めた頃、名前すら分からない時に
  明石公園で初めて見た時以来であり、その時の画像と比べてみると非常に綺麗な成鳥であった。

       

   *撮影出来なかったオオハシシギの撮影に成功*
   コミミズクを見に行った時、良く見かけるバーダーの方が隣に寄って来られ稲美町の池にオオハシシギがまだ居るとのことで、
  詳しいKさんに電話を入れ経の池に向かいました。11月の折は2羽でしたが、今回は3羽仲良く揃っているところを撮影出来た

       

   この池にはツクシガモ11羽とコガモ達が居たが、ツクシガモは殆ど眠った状態で、待つこと数時間やっと目を覚まして泳ぎ始めた時
  隣の田んぼに居続けていたマナヅルが水飲みの為に舞い降りてきて、ツクシガモ達は一斉に飛び去ってしまいました。

       

   来月は、山野の冬鳥達をお届け出来ればと思います。
   
   

 2015年 明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします
   大変遅くなりましたが、12月の鳥便りをお届けします。

   *色とりどりの冬鳥を求めて行ってはみたが・・・*
   12月初旬、赤や黄色の鳥たちに出会えると有馬富士公園に向かってみたが、数年前なら多くのカモ達もいたが
  今年はめっきりと少ない
  それに赤や黄色の鳥たちの姿も見えず、迎えてくれたのはアトリや色濃くなったジョウビタキだけだった。

       

   *オオハクチョウやマナヅルに出会えた*
   この辺では観ることも出来ないというマナヅル(この時期主に鹿児島県出水地方に多く飛来する)が渡来したという情報を得て
  先月に続いて稲美町のため池へ出掛けてみたが、塒にしていると言われる池では全く姿も見られなかった。
  2日後続けてチャレンジしてみたがやはり同じ状況、諦めて水辺の里公園へと向かった。
  そこで神戸から来たバーダーさんに天満大池にオオハクチョウが8羽渡来してきていると教えていただき直ぐさま向かう。
  オオハクチョウの南限としては、もっと北の島根県だと聞いていたが、今年は冷え込みが厳しかったので南下したのであろう。

       

   オオハクチョウを撮り終えた頃、以前見かけたご婦人のバーダーさんから、「マナヅルが別の池の西側の田んぼにいますよ」と
  教えていただき、まだ日暮れまでには間に合うと地図を頼りに車を走らせた。
  バーダーも10人ほど残って居たし、127cmの長身なので直ぐに見つけることが出来た。
  先月のソデグロヅルの幼鳥とは違い、勇ましい立派な成鳥で、しばらくの間その姿を堪能させてもらった。

       

   来月は、TVや新聞でも報道された淀川河川敷のコミミズクを中心にお届けします。

   

 もうすぐ師走、冬鳥達の飛来も見かけるようになりました。11月の鳥便りをお届けします。

   *南へ帰り支度の珍しいシギ・チドリに出会った*
   10月も終わりの頃、秋の渡りの珍しいシギがいるということで、稲美町・天満大池へ出掛けた。
  池は水をかなり抜いていて干潟の状態、バーダーは15人程既に待機していたが、意外と近くでカメラを構えていました。
  昔、大阪南港野鳥園で,はるか遠くに見たウズラシギと非常に見分けの難しいアメリカウズラシギが仲良く採餌していた。
  左がウズラシギで、右がアメリカウズラシギ・・・胸の縦斑が密であるか、腹との境い目がはっきりしているかで識別する。

       

   丁度、北側の干潟には、オジロトウネン6羽(画像・左)とイカルチドリ(画像・右)もいて、オジロトウネンは
  初見初撮りである。
  オオハシシギ2羽も確認することは出来たのだが、余りにも遠く撮影は不可能であったのが残念だった。
   
       

   *カメラの故障に挫けずオオヨシゴイを撮る*
   11月の初め頃に、私のフィールドとする近くの県立甲山森林公園にオオヨシゴイが入ったとの知らせを受けていたが、
  日程の調整もつかず、やっと7日に芦屋の鳥仲間と出掛けることが出来た。
  ポイントに着くと、既にバーダーは50人以上、撮影機材をセットしてさあこれからとシャッターを切ったらカメラが故障・・(≧▽≦)
  急遽、家までとって返り、旧バージョンのセット(相当に古くピントが甘いので倉庫入り)を組み立てて戻って来た。
  幸いというか、バーダーが余りにも近づき過ぎてオオヨシゴイはどこかへ飛んで行ってしまい午前中は出なかったとか
  私にはラッキーというか、午後になって楽しませてもらった・・勿論、オオヨシゴイは初見初撮りである。

       

   *ソデグロヅル(幼鳥)*
   同じ頃、コウノトリの郷、豊岡市にソデグロヅルが飛来したとの知らせや新聞での記事が紹介されていた。
  月も半ばになり、まだ留まって居てくれるか半信半疑であったが思い切って出かけることにした。
  ナビを頼りの遠出であったが、目的地付近で道を間違い引き返し周りを見渡しながらの走行中・・
  右手奥の田んぼに数人のカメラマンを発見・・鳥を見つけるよりバーダーを探せの教訓・・した。
  渡来してから日にちも経ち、人馴れしたのか稲刈り後の田んぼで悠然と餌を探していた。

     

   来月は、美しい色艶やかな姿の冬鳥やカモ達をお届けしたいと思います。   

   

 秋の気配が深まり初め、あちらこちらで鳥の情報が聞こえて来るようになりました。10月の鳥便りをお届けします。   

   *赤色タイプのツツドリに出会う*
   9月も終わり頃、今年はいろんな所でツツドリが見れたそうですが、鶴見緑地に赤色系ツツドリがいるとのことで 
  早速出掛けました。この時期には都会の公園にも飛来してくることが多く、赤色系ツツドリは初見初撮りで一昨年に
  観た普通種とはまったく違った感動でした。

       
   この赤色タイプのツツドリはまだ幼鳥で、普通種も入れ計6個体いたそうですが2個体は死に4個体が残っていたそうです。

   一昨年の同時期に千里南公園で出会った普通種のツツドリと見比べてみると、その違いがはっきりと見ていただけます。
         

   *アオゲラ、アカゲラを見つけに・・再び森林植物園へ*
   ホウノキの実が熟し始めた頃、その実の種子を食べにアカゲラやアオゲラをはじめ夏を惜しんで南へ帰り支度のオオルリなどが
  集まってきます。朝一番にアカゲラがやって来て、その合間に時折りアオゲラもやって来て楽しませてくれました。
  しかし乍ら、ホウノキの高い小枝の大葉の陰に見え隠れしながら採餌をするので、撮影は大変に困難を極めました。

       

   オオルリの若♂が、比較的低い所の実を食べに来て愛嬌を振る舞ってくれたので、アオゲラを待ちわびる合間の退屈さを
  忘れさせてくれました

       

   *菊水山はムギマキのメッカ*
   神戸市北区の菊水山にはカラスザンショウの木が群生しており、その実が熟す頃には春秋の渡りの時期にしかお目にかかれない
  ムギマキを求めて遠くから多くのバーダーが詰めかけて来ます。10月の中旬から11月の初旬までの短い期間に限られるからです。
  ムギマキ♂成鳥は、のどの鮮やかなオレンジ色と背や風切り羽の黒さが一段と濃くなるには4年以上もかかると言われています。
  今年は、やっとその背羽の美しい姿を撮ることが出来ました。

     

   来月は、秋の渡りの珍しいシギ・チドリを便りとしてお届けしたいと思います。
   
   

 暑い夏がそろそろ終わりを迎え、鳥見のシーズン到来となりました。鳥便りをお届けします。

   *カッコウに出会う*
  
9月に入り、秋の渡りの珍しいシギ・チドリがいるとの知らせを受けて稲美町へ勇んで出掛けたが、その日はもぬけの殻
  既に抜けてしまったようである。途中から鳥仲間のKさんと合流し水辺の里公園へと向かう。
  赤色系のツツドリもいるということで、他のバーダーさんと共に探すがなかなか見つからない
  諦めて帰ろうかとしていた矢先・・Kさんが指さし声をかけてくれた「7mほど先のナンキンハゼの木にツツドリが止まっている」・・と
  その時撮ったツツドリ?は帰ってから連絡もあり、調べたところラッキーにも初見初撮りのカッコウでした

       

   *探鳥会は下調べ*
   私の主催している探鳥会は第3火曜日。初心者ばかりの女性陣を引き連れての楽しい(本音は騒がしい)探鳥会である。
  神戸市立森林植物園には今を盛りと、ナンバンギセルやオミナエシが咲き誇っている。・・(花の名は殆ど女性陣に教えてもらうのだが

       
   
   この日の目的地、ブリスベーンの森にあるクマノミズキの実には、エゾビタキ、コサメビタキ、サメビタキの秋のヒタキ三兄弟に加えて
  オオルリ、オオルリ若君、キビタキと鳥三昧の賑わいの様相であるのに、バーダーは私達グループだけ、もったいないなぁ〜・・
  しかし、私は撮影機材を持って来ていないので撮影も出来ず (-_-;)
  但し、女性陣は大満足・・の一日でした。

   *幸運にもホトトギスにめぐり会う*
   満を持して翌週に同じ所へと向かう、途中寄り道をしてサクラ園を覗いてみると、丁度枝ぶりのいい木にエゾビタキ、
  そして今季初撮りのコサメビタキが出迎えてくれました。

       
   今日は幸先が良いと思って、ブリスベーンの森に着いたが、エゾビタキ以外に目的のオオルリ君は来てくれない。
  今日は根競べと決め込んで待つが、クマノミズキの実も少なくなっていたので、どうやら他へ行ったみたいで諦めかけたその時
  奥の林の中に何か少し大きい鳥が飛び込んで来て止まった。ほんの短い時間だったが慌ててシャッターを切った。
  幸運にも、初見初撮りのホトトギス・・・これでカッコウの仲間3種(カッコウ、ツツドリ、ホトトギス)が揃いました。

   

   来月は、この裏山側のホウノキの実に来ると言われている アカゲラ、アオゲラに挑戦したいと思っている。

   

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